2019年05月07日

「おそらくね。まあ、いつものことだよ」渋面を作りながらも、心中は得意げな自分。ある事件が転機となり、僕の撮る写真には高い確率で幻姿が映り込む。これも何かの宿命と自分に言い聞かせ、様々な心霊スポットに足を運び、今では心霊雑誌の花形レポーター。今回、深夜訪問した人間は必ず霊に遭遇できると話題の高等学校。自殺を余儀なくされた女子高生の霊が頻繁に姿を現す理由とは一体何か。ただならく雰囲気の中、バレーボールが僕に歩調を合わせ不自然に転がっていく。どうやら “彼女” は歓迎してくれているようだ。

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